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モノ、オト、モノ、オト、

niigata

ookama

《 モノ、オト、モノ、オト、》
制作年:2018年
場 所:新潟県新潟市おおかま
主 催:一般社団法人リノベーション協議会新潟支部
出 典:リノベーションEXPO 2018 新潟
種 別:インスタレーション
素 材:解体された小屋の廃材、古民家の調度品
内 容:目の前に集められた家財や木材は、新潟にある空き家となった柱だった物や、倉庫の奥に使われずに忘れ去られて仕舞われていた物たちです。 柱や壁材、床材や釘なども湿気と温度差でカビて、サビて、古びてしまった素材が色を変え、曲がり、蓄積された汚れとホコリが時間を感じさせてくれます。 手垢にまみれた取手から、繰り返し何千回とも開け閉めされた音が聞こえてきそうです。中には数回しか出番のない物たちもいたでしょう。それは、様々な用途で役目を終えた様にも見えますし、そもそも出番すら無かったかもしれません。 押す、引く、持ち上げる、時には叩いたり、落としたり、調子が悪ければ直して削ったり、くっつけたり、それでもダメなら捨てられたのでしょうが、何かあったかなかったか、倉庫に仕舞われたままでした。 時間を経て、再び表に出てきた表具もあれば、もはや用途すら良く分からない道具もあったりと、作品として並んだ物たちから、もう一度声が聞こえてきそうです。 僕らの生活を支えてくれているけど、一緒に住んでいると聞こえてこない物たちの声に目と耳を傾けて、じっくりと見つめ直す機会として作品を感じて頂けたらと思います。
 
photo by Masako Naito (Sunday Photo Studio)